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Posted by Miki OKUBO on  | 

実家の窓際



久しぶりに帰ると実家の窓際に、振り振り袖姿を4年半も遅れて撮影したなかの一番お気に入り
の写真と、ちょうど1年前の誕生日のときにとびきりの笑顔で撮影した2枚の写真が隣り合わせになって、飾られていた。                   

赤いガーベラが一輪、そこに寄り添っていて、思わず胸が熱くなる。
私の写真

わたしは18歳のときまでこの家に両親と住んでいて、それからなんだかんだと家を出て大学へ行って、人と付き合ったり別れたりしながら、今度はフランスに2年近くも住んでいて。

わたしは高校生のとき写真が大嫌いだったのに、いつからかセルフポートレートまでばしばしと撮るようになっていて、いやがる両親の写真も、帰省したら沢山撮る。

嫌なことが沢山あるときとか、人間関係がうまく行かないときとか、何がなんだかわからないけど何かもやもやとして前向きな気持ちになれないときとか、ひとりぼっちだと感じるときとか。

ときどき朝ベッドから起き上がることの、意味が分からなくなるような日がある。

とても寂しいとき、とても辛いとき、とても悲しいとき、実はとてもイライラしているときでさえ、お母さんやお父さんという人たちは、明日になっても変わらずお母さんとお父さんなんだと思えることに、救われることが何度もある。

わたしがとんでもない失敗をしたとしても、いや、するべきではないのだろうけれど、何か悪いことをしてしまったとしても、いや、これもまたあってはならないのだけれど。

彼らはわたしにとっての彼らであり続けるのだと思えるとき、

またちょっと酸素の薄いところでも、仕方ないから歩いて行かないとなあって、思う。
わたしにとってこの写真も、この風景も、すべて大切で、いまのわたしにとって唯一、明日も変わらないのだと信じられるもの。
つよいもの。
あたたかいもの。





実家でご飯














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    Category : 家族
    Posted by Miki OKUBO on  | 0 comments  0 trackback
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