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Posted by Miki OKUBO on  | 

trou 穴


    hole1.jpg

    大きな木の幹に大きな穴があいている。

    穴の中には何かが見えるような気がしなくもない。

    穴の中をのぞくだろうか、穴の中に手を入れて探ってみるだろうか。

    あるいは穴の中に棒でも入れてほじってみるだろうか。

    ほうっておくがよろしい。どうでもいいことである。

    ひょっとしてわたしたちがもっと小さな存在だったなら

    その穴も何かの役に立つかもしれないし

    いつの日かわたしたちが街に家を建てるのをやめるなら

    誰かにお願いしてもっと大きな穴の中に住まわせてもらうかもしれない。

    でもいまは、ほうっておくがよろしい。

    その穴は、あなたたちには関係がない。

    恐れることもない、触れる必要もない、

    ただ一度だけよくなぞり、その入り口の表面のきめ細かいことなどを知るだけでよい。


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    Category : photo
    Posted by Miki OKUBO on  | 0 comments  0 trackback

    joker ! じょーかー!


      joker.jpg

      すてきなジョーカーを見た。
      ジョーカーにはピエロや魔女が描かれている。
      魔女や魔法使いもたしかに素敵だが、
      馬鹿者とかおどけた者、滑稽な存在なので
      やっぱりこんなピエロが悪くない。

      ピエロはなかなか大変な仕事である。
      滑稽な者を演じるのはむずかしい。
      彼はひとびとに馬鹿にされて笑われて
      からかわれて愚かと見なされることによって
      それが嘲りだけではない純粋な笑いを生み出して
      つまらない生活を送る人々をつかの間だけ楽しくする。

      よく見れば、このコスチュームだって相当恥ずかしい。
      テーマパークのキャラクターの着ぐるみや制服は
      「かわいい」という付加価値により支えられているからよいものの
      このコスチュームで人を楽しませる仕事なんて
      世界で指折りのたいへんなしごとである。

      歴史上、「見せ物」として生きた人々は
      どこの社会にも、どこの国にも、どの時代にも存在し、
      彼らはしばしば、それをからかい笑い飛ばす人々から、
      「人でないもの」としてのレッテルを貼られたり
      そこまででなくとも、とにかく社会階級の中で下位に位置づけられたりした。
      具体例をあげるまでもないが、パフォーマーの類い、
      踊る人や歌う人、楽器を弾く人、演じる人、ショーで戦う人、
      かれらはみな、愉しまれると同時におとしめられた。

      かれらが人とおとしめられたのはつまり、
      そんな恥ずかしいことをできるなんて到底正気の沙汰ではない、
      という考えに基づくと普通は思うだろう。
      これは他の多くのことがそうであるように、
      かれらによって愉しまされた人々の愚かな転写である。
      ほんとうに恥ずかしいのはピエロの人々ではなく、
      そんな滑稽で馬鹿げた芸当に愉しんでしまった事実そのものなのである。
      したがって人々が恥じていたのは彼らのその性だ。

      ピエロを馬鹿にする人は、決してピエロを演じることができない。

      Category : friends
      Posted by Miki OKUBO on  | 0 comments  0 trackback

      marche


        piedmi1.jpg
        piedsmi2.jpgpiedmi1.jpg
        piedsmi2.jpg

        it was after a concert of flute quartette.
        i was in Meudon, near the church I know very well.
        it was a sunny and pretty day.
        i wore blue marine shirt, black pant, and red belt I prefer.
        the sunshine was making my shadow
        so that she proves i'm there and i'm be alive on earth.
        i was not happy without reserve,
        however, i found that day was beautiful.
        i took some pictures in the centre of the street
        as there were no cars on Sunday afternoon.
        then i printed the images on my memory...

        Category : photo
        Posted by Miki OKUBO on  | 0 comments  0 trackback

        きんようび、春


          yugata1.jpg

          せかいにはよくわからないことがたくさんある。
          なぜでんしゃのなかで向かいに座った人が
          服についたパンのこなをおもいっきりはらうのか。
          どうしてうちにくる黒猫のマルビンのお腹の皮は
          たっぷりとたるんでいるのか。
          煙草もお酒も中毒というほど中毒になったことがないのに
          なぜコーラを2日飲まないだけで心配が増すのか。
          なぜさいきんメールの文字化けがはげしいのか。
          なぜとおくに見える屋根には人が三人くらいのっているのか。
          なぜピアスのうちの一個だけきがつかないうちに
          耳たぶを裂いて旅立ってしまったのか。
          なぜ急にスカートを履きたくなくなったのか。
          なぜみんなそんなに関心があり、そんなに無関心なのか。
          なぜどんなに悩み事や困ったことがあっても眠れるのか。
          なぜウイスキーと赤ワインがしばしば嫌いなのか。
          なぜヒールじゃない靴を履くと疲れて足がつるのか。
          なぜいくら食べてもチーズだけ飽きないのか。

          yugata2.jpg

          ここの空の色と空気の肌触りは、わたしが生れ育った街に似ている。

          Category : journal
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