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Posted by Miki OKUBO on  | 

Poulenc Sextuor !


    Poulencの六重奏をやっている。
    こちらで所属しているオーケストラのメンバーと一緒に。
    室内楽、木管アンサンブルは昔から好きである。
    聴くのも吹くのも好きである。
    聴くのはよくとも吹くのもマアマアなのは金管アンサンブルだ。
    こんなことを書いたらきっと誰も金管アンサンブルに誘ってくれなくなる。
    とはいえ今更公言しなくてもバレバレだったにちがいない。
    金管アンサンブルは素晴らしい。
    なによりカッコいいし男気を感じる。
    そもそも同じ金管楽器でそんなに色彩に奥行きが出せることがすごい。
    つまり、それが非常に難しいので(そしてそれこそ醍醐味なので)
    金管アンサンブルは敷居が高いのである。

    室内楽をやる機会もなかなか無かったので
    大好きなプーランクの六重奏を吹くのは楽しい。
    問題が幾つかある。
    楽譜通り吹けないパッセージの存在である。
    技術が足りないという根本的な問題。
    在るべき音が鳴らないのは最大の罪である。

    毎日欠かさず楽器を吹いていた10代の頃に比べて
    楽器を吹く時間は雀の涙ほどである。
    こういうとき、雀の涙でなく猫の額ほどであるといったら
    イメージが異化されて素敵かなあと妄想するが
    実際には例えようもないほど僅かであることを言いたいので
    雀の涙のほうがよかろう。

    表現は変わる。
    以前よく分からなかったことが突然わかったりする。
    こんな風に吹かなかったなという吹き方が
    あるとき突然できるようになって、
    それはけっこう面白い効果を持っていたりする。
    楽器は毎日吹かなあかんし
    ピアノも弾かなどんどんヘタピーになるし
    お稽古ごとはたいへんじゃなと思うけれど
    勝手に口が動くと思ってるおしゃべりですら
    もし何ヶ月も誰にも会わなかったらできなくなるだろうし
    指が勝手に動くのよと思っている散文書きですら
    もし何年もブラックホールの中におっこちていたら
    書けなくなるに違いない。

    つまりはいま、
    全部音が並ぼうが並ぶまいが
    一生懸命練習しようとしているお友達とプーランクを吹くのは
    たのしい。

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    Category : musique
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