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Posted by Miki OKUBO on  | 

文章



    nuit noel1

    最近メトロの中で村上春樹氏の1Q84をずっと読んでいて
    2回逆方向にのって、なんと終点まで辿り着いた。
    普段メトロでは、鞄や手荷物の安全が気になるので
    あまりリラックスして読み物を読んだり仕事することはできず
    50%はiPhoneでテトリスをして(これはむしろ危険)
    のこりはだいたい軽めの記事とか雑誌のページなんかを読んでる。
    あるいは林檎をほおばっている。

    小説を読むと、とりわけときどきその後頭がうまく働かなくなったり
    急にネガティブになったり意味もなく詩的なことを思ったり
    人生を難しく思ったり理屈っぽくなったりするので
    めんどくさいなあと思ってしばらく読んでいなかった。
    小説のような文章を書いたときも、決まって同様の症状に陥る。

    文章というのは、
    美しい肉体でダンスを踊ったり
    よい音色で極上の音楽を奏でたり
    鮮やかで香りのよい料理を深く味わったり
    そういった経験とはかけ離れて地味なメディアである。
    けれども、音楽や肉体自体が表しきることのできない、
    というよりは、音楽や肉体で表すには直接的すぎるものを
    スマートでオシャレに描く器用さがある。

    頭が働く限り続けることができるかもと、
    他のいわゆる手段と比較して思うけれども
    すてきな文章のために「頭が働く」というのはそれだけで既に
    とても特別なことであるので、そんなことはないかと、納得する。


    nuit noel2
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