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Posted by Miki OKUBO on  | 

visiting my friend in Hakodate

15のときに知り合って以来、お互いに全然違うフィールドを歩きながらも時折会って近況を語り合うのを楽しみに思える仲であるひとりの友が昨年末に結婚式をあげた。
私は3、4年前から海外におり、友人知人の結婚式やパーティーをことごとく行きそびれている。文字通り、ことごとくである。
そんな私に彼女が一世一代の白無垢姿を見せたいと言ってくださったために(そして旦那さまを紹介してくれるとのことで函館まで招待してくれたために)、私は雪降る北海道の2013年の年明け、人生で初めての丘珠空港からの36人乗りのプロペラ機に乗って、あまりに飛んでる感が強烈なためにちょっとだけ泣きそうになってしまったのである。
ちなみに普段、私は高いところが大好きだし、高いところから落ちるのも割りと好きだが、所詮そんなものは、落ちてもだいじょうぶというアトラクションの安全性への信頼に基づく薄っぺらな度胸であるために、このプロペラ機が与えてくれる空飛んでる感はものすごく新鮮に感じられたのである。

彼女は空港まで迎えにきてくれて、そのあと谷地頭温泉に行き朝風呂、雪の中の露天風呂では髪の毛が凍るが気持ちよ過ぎてのぼせるまで出られないという危険な魅惑を久しぶりに体験しなおす。その温泉に向かう途中の道で久しぶりに海を間近で見る。雪の中を走って行く私を彼女は微笑ましく車の中で見守っていたが、今年はパリでも殆ど雪が降らないために、真っ白の冬を見ると嬉しくなるのを抑えられないのだ。

谷地頭温泉のすぐ近くの山の麓の道路には、エゾヒキガエルに注意せよという標識が。

彼女の働く病院の近くのご飯屋さんで、お昼から日本のお酒を頂く。そしておせちっぽいものを食す。その後彼女のお家にお邪魔して、数百枚の白無垢&ドレス姿の彼女を見る。彼女が楽しそうなのはとてもいい。飛行機が朝、欠航の恐れにも関わらずどうにか飛んで、函館に辿り着き、無事に彼女達に会えたということがあたりまえではなくてとてもかけがえのないことに感じられた。いつでも会える、なぞと思っていたらしばらく会わないこともあるし会えなくなることすらある、ということが時々頭の中に響いてくるからだ。

このお話にはオチがついていて、帰りの便はやや予想の範疇通り欠航になった。私は大好きな電車に乗り、しかもこの機会でもないとあまり乗らないスーパー北斗の窓際に猛吹雪の東室蘭や苫小牧を眺めながら札幌まで帰ってきた。私は電車が大好きなのだ。最近エクスプレスに乗ると酔うようになってしまって残念なのだが、それでもとっても好きだ。

この次の日、私は札幌を去り、関西に戻った。弟は仕事だったので朝見送り、両親が見送ってくれた。たいていの場合、次に日本での用事が決まっていたりして次いつ帰ってくるの、という質問には安易に答えるのだが、このたびはノープランである。今まである程度の自由人であったために融通がきいたものだが、その要素はちょっとずつ減っていく。戻ってきた新年のパリは一週間以上まったく太陽が姿を見せない日が続いているらしい。そういえば7日に戻って以来一度も晴れていない。それでも、いつかは晴れるのだろうし、だいじょうぶなのだと思う。

あの空と海が綺麗な日に初めての函館に私を呼んでくれてどうもありがとう。
なによりもおめでとう、楽しく元気に生活してください。 Miki


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