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Posted by Miki OKUBO on  | 

Une image ou un reflet


    rose_05102014.jpg

    飛行機に乗る前は、
    部屋を片していく私ですが、
    電車はまあ目的地に到着して無事戻ってこられるやろうと
    いちおう思うので、というのは言い訳で、
    ほんとにカタストロフな机の上を片付ける所から始まる
    おもしろかった一週間の後の寒くて晴れた日曜日。

    半分お引っ越しをしてまだ半分はものだらけな部屋で
    天井の窓が眩しいと言うので貼った布が
    おやつのロゼの表面に映っていることなどがなんとなく
    切ないのうと思ったりして母に電話をかけたり
    机の上のカタストロフよりも重篤な書類の山を
    他にやりようもないので一つずつ片付ける。

    ずっと生きたかったマチスの作ったシャペルに行けたときに
    シスターの対応や想像とかけ離れた現実的な様子を
    目の当たりにして大泣きしたことなどを
    壁に貼ってあるマチスの描いたキリストなどを見て思い出す。

    あそこにはまた行くことがあるのだろうか。
    もうないのだろうか。

    悲しみのあまりその日は殆どまともに見られなかったので
    その滞在中最後の日にもう一度そこに赴いたら、
    初めて行った日よりは悲しみが少なくて、しかし、光も少なかった。

    過ぎてしまったことは、
    絶対に同じように戻っては来ない。

    たとえば毎日夜がくるたびに閉じて
    朝が来るたびに太陽に向かって開く
    チューリップの花びらが
    毎日成長を続けてそれはほんとうは
    開いて閉じるといった運動ではなくて
    伸び続けているに過ぎないといったことと同じように、
    生じたことは生じてない状態に決して戻らない。

    そう思うとたかだか
    日々どんなことを喋りどんな言葉を使うかすら
    大事であったはずなのだが
    なかなかそのときにパチンと飛んでいってしまったものを
    予め分かることも出来ないしそのことは悔いられない。

    気持ちや反復する思考などは勝手に漂って
    漂うことに飽きたらそこからはいなくなってしまう。
    どうでもいいと思うことが何やらたくさんあって
    ときどきこんなにどうでも良くてよいものかと思うこともあるが
    やはりそれらはどうでも良く、
    そのことはそれで良い。



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